老化対策というと、特定の成分やサプリに目が向きやすいです。ですが、食事の土台が大きく乱れていると、サプリを足しても変化を判断しにくくなります。

最初にやるべきことは、厳密なカロリー計算ではありません。自分の食事パターンを見えるようにすることです。

なぜ食事を見る必要があるのか

食事は、体重、血糖、脂質、胃腸、睡眠、運動のしやすさに関わります。毎日の食事が大きく変わると、体調の変化も大きくなります。

たとえば、昼食が炭水化物に偏った日と、たんぱく質や野菜も入った日では、午後の眠気や満腹感が変わるかもしれません。飲酒した日は、翌朝の回復感や睡眠の質が変わることもあります。こうした変化を記録しないままサプリを試すと、何が体調に影響したのか分かりにくくなります。

ロンジェネでは、食事を「我慢する対象」ではなく、自己実験の条件として扱います。食事を整える目的は、完璧なメニューを作ることではなく、自分の体調を読みやすくすることです。

食事が乱れたままだと起きやすいこと

食事の偏りが続くと、体感レビューの判断がぶれます。

  • 午後の眠気が強くなる
  • 間食や甘い飲み物が増える
  • 胃腸の違和感が出やすくなる
  • 飲酒で翌朝の回復感が落ちる
  • 体重や腹囲の変化が見えにくくなる
  • サプリの体感と食事の影響を混同しやすくなる

だから、最初から食事制限を始める必要はありません。まずは何を、いつ、どれくらい食べたかを見えるようにします。

まず記録する項目

7日間だけ、次の項目をざっくり記録します。

項目 見る理由 書き方
食事時間 食生活のリズムを見る 朝、昼、夜の時刻
主食・主菜・副菜 食事の偏りを見る 写真でもよい
たんぱく質 筋肉や満腹感に関わる 肉、魚、卵、大豆、乳製品など
野菜・果物 食事の質を見る 量はざっくりでよい
間食 血糖や体重管理の手がかり 内容と時間
飲酒 睡眠や体調に影響する 種類と量をメモ

最初から完璧に測る必要はありません。写真を撮って、夜に一言メモするだけでも十分です。

「何を足すか」より「何が多いか」

食事改善では、良いものを足す前に、今多すぎるものを確認したほうが現実的です。

  • 夜遅い食事が多い
  • 間食が毎日多い
  • 飲酒量が増えている
  • たんぱく質が少ない
  • 野菜や果物が少ない
  • 外食や加工食品に偏っている

特定の食品を悪者にする必要はありません。ただ、頻度と量を見ないまま「老化対策によさそうなもの」を足すと、全体像が分からなくなります。

飲酒は睡眠とセットで見る

アルコールは、睡眠、体重、翌日の疲労感に影響しやすい項目です。飲酒した日の睡眠時間、夜中に起きた回数、翌朝の回復感を一緒に見ると、自分の傾向が分かりやすくなります。

厚生労働省は「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表しています。飲酒は個人差が大きく、年齢、体質、持病、服薬によってリスクが変わるため、ロンナビでも「適量なら必ず安全」とは扱いません。

サプリを足す前に食事記録を取る理由

サプリレビューで一番避けたいのは、食事が大きく変わったのにサプリの効果だと判断してしまうことです。

例えば、サプリを始めたタイミングで間食が減り、睡眠も改善し、歩数も増えた場合、体調が良くなっても原因を分けて考えることは難しくなります。

だから、ロンナビの自己実験では、サプリ開始前に食事のベースラインを記録します。

今日からやること

今日から7日間は、食事を変えるより記録します。

  1. 食事の写真を撮る
  2. 間食と飲酒をメモする
  3. たんぱく質が入っていたか見る
  4. 野菜や果物があったか見る
  5. 胃腸の違和感があれば書く

この記録があれば、次に「食事を整える」「サプリを試す」「運動を増やす」のどれを優先するか判断しやすくなります。

この記事の結論

この記事で言いたいことは、食事改善を「我慢」から始める必要はないということです。

まず必要なのは、今の食事が午後の眠気、間食、飲酒、胃腸、翌朝の回復感にどう関わっているかを見えるようにすることです。食事を記録すると、何を足すべきかより先に、何が多いのか、何が少ないのか、どの時間帯が乱れやすいのかが分かります。

それが分かると、サプリを買う前に食事を整えるべきか、血糖値の自己実験をするべきか、運動を増やすべきかを選びやすくなります。食事記録は、老化対策の判断を落ち着かせるための土台です。

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