今日から自己実験を始めるなら、最初の7日間は「何かを試す期間」ではなく「現在地を記録する期間」にします。

結論はシンプルです。新しいサプリはまだ始めません。生活を大きく変えず、7日間のベースラインを作ります。

なぜベースラインが必要なのか

ベースラインが必要なのは、変化の前後を比べるためです。

サプリ、食事、運動、睡眠改善を始めたあとに「なんとなく調子がいい」と感じても、始める前の状態が残っていなければ比較できません。もともと睡眠が短かったのか、歩数が少なかったのか、飲酒が多かったのか、疲労感が強かったのかが分からないと、良くなった理由も悪くなった理由も曖昧になります。

ロンナビの自己実験では、ベースラインを「何もしていない期間」ではなく「判断材料を作る期間」として扱います。ここがあると、次に1つだけ変えたときに、その変化を読みやすくなります。

ベースラインなしで始めると困ること

記録なしで始めると、レビューが感想だけになりやすくなります。

  • サプリを飲む前から疲れていたか分からない
  • 食事や飲酒が変わった影響を切り分けられない
  • 睡眠不足の日を例外として扱えない
  • 体調不良の影響を見落とす
  • 「効いた」「効かなかった」を再確認できない

だから、最初の7日間はあえて大きく変えません。普段の状態を残すことが、後のレビューの精度を上げます。

7日間のルール

この期間のルールは次の通りです。

  • 新しいサプリを始めない
  • 新しい薬、治療、強い食事制限を自己判断で始めない
  • 運動量を急に増やさない
  • 体調不良、旅行、飲み会などの例外はメモする
  • 服薬中や治療中の場合は、サプリ開始前に医師や薬剤師へ相談する

目的は、完璧な生活をすることではありません。普段の状態をできるだけ正直に残すことです。

朝に記録すること

朝は、体調の土台になる項目を記録します。

項目 書き方
起床時刻 だいたいでよい
睡眠時間 何時間眠れたか
朝の回復感 1から5で記録
体重 測れる日だけでもよい
血圧 家庭用血圧計がある場合だけ
体調メモ 頭痛、胃腸、風邪っぽさなど

血圧計がない場合は買わなくても構いません。まずは、持っている道具で続けられる記録にします。

日中に記録すること

日中は、活動量と刺激になるものを見ます。

  • 歩数
  • 運動時間
  • カフェインの量
  • 間食
  • 強いストレス
  • 長時間座りっぱなしだったか

歩数はスマホの数字で十分です。正確さより、毎日同じ方法で見ることを優先します。

夜に記録すること

夜は、1日の体感をまとめます。

項目 書き方
疲労感 1から5
気分 1から5
飲酒 種類と量をざっくり
食事 写真か短いメモ
胃腸の状態 違和感があれば記録
就寝予定時刻 目安でよい

毎日長文を書く必要はありません。あとで見返せる程度で十分です。

記録テンプレート

メモアプリには、次の形で残します。

日付:
起床:
睡眠時間:
朝の回復感 1-5:
体重:
血圧:
歩数:
運動:
カフェイン:
飲酒:
食事メモ:
疲労感 1-5:
気分 1-5:
胃腸・体調:
例外メモ:

このテンプレートを7日分作れば、次に何かを試すときの比較対象になります。

8日目以降にやること

7日分の記録が取れたら、次は1つだけ変えます。

候補は次のどれかです。

  • 睡眠を整える
  • 歩数を少し増やす
  • 食事の記録を細かくする
  • サプリを1種類だけ試す

複数を同時に始めると判断が難しくなります。ロンナビでは、自己実験レビューを「体感の感想」だけで終わらせず、条件と記録をセットで公開する方針です。

中止・相談すべきサイン

次のような場合は、自己実験を優先しません。

  • 強い体調不良がある
  • 服薬内容が変わった
  • 治療中の病気がある
  • 動悸、息切れ、強いめまいなどがある
  • 胃腸症状や皮膚症状が続く

不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してください。サプリは食品として扱われることが多いですが、体質や薬との相互作用で問題になることがあります。

この記事の結論

この記事で言いたいことは、自己実験の最初の仕事は「何かを試すこと」ではなく「比べるための現在地を作ること」だということです。

まずはメモを作り、起床時刻、睡眠時間、体重、歩数、食事、疲労感を記録します。7日分の記録があると、次に睡眠を整えるのか、歩数を増やすのか、食事を見るのか、サプリを試すのかを選びやすくなります。

ベースラインがあることで、体感レビューは感想だけで終わらなくなります。何が変わり、何が変わらず、どの条件が影響したのかを後から振り返れるようになります。

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